熟年離婚と親の介護とは

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熟年離婚と親の介護

熟年夫婦にとって切実な問題となってくるのが親の介護です。
熟年離婚の原因ともされており、介護離婚という言葉も生まれました。
実親でも介護するのは大変なことで、ましては元は他人だった義理の親の介護は一層苦労が多いようです。
嫁姑間でいがみ合っていた家庭なら、介護をしたくないばかりに別居を始め、熟年離婚することになったという話もがあるのではないでしょうか。
また、嫁姑仲が良好であっても夫の態度で離婚を決意するケースもがあるのではないでしょうか。
親の介護は妻の役目であると考える熟年世代は多く、妻が大変な思いをしていても夫が全くのノータッチならば、そんな感謝の言葉すらない夫の態度に不信感を持ってしまうのも理解できます。
熟年離婚した方には、労いの言葉も無く手伝わない夫に失望し、介護のあまりの大変さから、離婚するしかないと思い至ったということもあるでしょう。
夫婦で介護についてじっくりと話し合う機会があったなら、結果は違ったものになったかもしれませんね。
熟年離婚を回避するには、在宅介護ではなく介護ヘルパーを依頼したり、介護施設への入所を検討することも必要になってきます。
介護疲れによるストレスも夫婦仲をこじらせる元です。
介護から熟年離婚とならないためには、妻任せにしないことといたわりの気持ちを忘れないことが重要でしょう。



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